なー

さらば愛しきアウトローのなーのレビュー・感想・評価

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)
3.5
ロバート・レッドフォードの引退花道的作品
実在した鮮やかな紳士泥棒の物語

正直ストーリーは分かりきってて落ち着いた物ながら歳を重ねて尚新しい魅力を醸し出すロバート・レッドフォードを味わい尽くせる
考えてみれば彼は僕が映画を見始めたころからずーっとおじいちゃん笑
イケメン俳優の一人として一時代を築いたころはあまり知らないけれど、それでも80歳を過ぎてるとは思えないハツラツさやいぶし銀な雰囲気にやられてしまう
本当にカッコいい...
ケイシー・アフレックとの掛け合いも粋で立場は違えど実は似たような動機を持ち、互いを認め合い駆け引きするシーンはたまらない
陰影をやや強めにしつつ明るい色の物を映えさせる色合い
ロバート・レッドフォードのスーツ姿が一番かっこよくなるような計算が随所に感じられた
引退した人がゆったりとお酒でも飲みながら昔を懐かしむのに良い作品なんじゃないかな
なー

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