このレビューはネタバレを含みます
キャッチコピーと作品が一致していない。
ホラーかスプラッターとミスディレクションする社会派作品。
最後の表情で、こいつ反省してないって意見を見るが、もし自分でもそう云う表情になると思う。
父を奪った男へのささやかな復讐の結果が予期せぬ事態になった。
社会は特に日本なら、彼に謝罪を要求するだろう。
ただ、彼が謝罪すべき相手はいない。
被害者自信も、早く天国の奥さんに会いたかったわけだし、イタズラであることを信じたくなかっただろう。
殺到するマスコミに対して、お前ら何なんだよ?どの立ち位置でここにいるんだよ?
そんな気持ちになると思う。
共犯の子は、共犯にさせられた感情を向ける相手がいる。
あの表情は、誰に向けたらいいかわからない感情や世間への疑問に感じた。
そんな作品の読みときも、自分がそう読みときたいだけとも捉えられる。