愛野弾丸

羅生門の愛野弾丸のレビュー・感想・評価

羅生門(1950年製作の映画)
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「最後の決闘裁判(2021)」のコメントで、
しばしば本作が挙がっていたのを思い出し鑑賞。
なるほど、設定の下地が似てるのか。

本作ではより人間の内面を描いており、
人間の性根の醜さや愚かさを映し出す。
坊主の言う「人間不信」がテーマの内容。
だが、雨の終わりとラストには一筋の光を感じる作品。
これが世界のクロサワかぁ、1950年でこれ!

…と、言いたいところなんだが。
さすがに古い映画で音声の聞き取りづらさがハンパない。
要所要所で会話が聞き取れないシーンが多くてイライラ。
ざっくりとした話の大筋は映像だけでもわかるけど、
言葉の細かいニュアンスがわからなくて消化不良。
字幕か、音声聞き取れる環境で再鑑賞までスコア保留。
タブレットなんかで観たらアカンやつだった。

この作品に限った話じゃないけど、邦画も字幕付けるべきだと思うの。
愛野弾丸

愛野弾丸