MMM

羅生門のMMMのネタバレレビュー・内容・結末

羅生門(1950年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

登場人物お坊さん以外みんな自分勝手で気狂いで気持ち悪い。
盗賊の多襄丸が特に気狂いで気持ち悪かった。嫁、夫、盗賊の3人は特に自分勝手な人たちだったけど、そのあと反省もせず自分に都合のいい言い訳をするところが本当に愚かだった。
第一発見者のおじさんは悪いことをしたけど、きちんと反省していた。人間はみんな愚かで醜いところがあるけど、そこがどうしようもない奴とそうでない奴の違いだと思った。

1番ムカつくのは盗賊と夫。死ねば良いのに。
なぜ目の前で妻が盗賊に手込めにされて、それで冷めちゃうの?自分が盗賊に丸め込まれたのが原因じゃん。お前が悪いんやんけー。

映画として登場人物も少ないし、同じような場面ばかり続くけど、なんとなく惹きつけられるしことの顛末が気になってしまう。
現代でもこの感覚で見れるなら、公開当時はめっちゃ面白い作品だったんだろうな。
これがよく聞く羅生門方式の原点かという感じです見れてよかった。


芥川の羅生門との関係があるのかと思ってたけど違ったのね。あと昔の映画だから字幕つけないと少々セリフが聞き取りづらい。
MMM

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