分かりやすい構成のおかげで伝えたいメッセージがはっきりと伝わる作品だった。
人間というものを信じられなくなってしまうが、世の中利己的でないと生きていけないというメッセージが原作と共通しているのだと思…
全員が格好つけるために嘘の証言をしていく話。とってもとってもよかった。観終わってしばらく座ったまま動こうと思えなかった。
まず京マチ子さん美しすぎて頭おかしくなりそうだったのはとりあえずよくて...…
三人三様の証言が繰り広げられる中、共通して強調されるのは人間の虚構の浅ましさ。
殊更に愚かなものとして描かれる女の存在。その夫や女目当てであった多襄丸でさえ、愚劣な女の気性に驚きを隠せない。夫婦と…
数年前に大学の社会学の講義で鑑賞。
同じ出来事を異なる視点から語らせるという調査方法「羅生門式調査方法」の名前の由来とのこと。正直講義はよくわからなかったが、映画はとても面白かった記憶があり再鑑賞。…
1950年の作品とは思えない画面の完成度
この頃からここまでかっこいいカットを表現することができたのか…
話の構成も、興味を引きやすいオーソドックスなものになっていて良かった
1つの事柄を複数人が…
人間とは手前勝手な生き物やね…。
黒澤明監督の映画見たのめっちゃ久々やし、2,3作くらいしかちゃんと見た事ないけどやっぱり面白いね。
原作の芥川龍之介の短編「藪の中」も今まで読んだことなかったから、…
黒澤明映画なのでセリフが聞き取りにくい点はご愛敬。同一の出来事に対して複数の視点がある作品をまとめて「羅生門方式」などと呼称するのは違和感がある。というのも、本作は複数の視点があるせいで真相が「藪の…
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