ちょっと難しい映画だったような、
静かなる情熱。そのままの映画でした。
母親の、夕方になるとずっしり重くなって苦しいの。
この台詞がふごくすごく分かる。と思って私も苦しくなった。エミリは少し、深く感じすぎるところがあって。
友人の結婚にも、父親の死にも、向き合えないというか向き合いすぎるというか。
繊細なところが、母親に少しにたのかなあと思った。
台詞の一つ一つが、少し難しくて、1回では理解が足りないかもだけど、気が強く難しいエミリ。少しかまってちゃんのような、拗らせ系女子な感じ、、、笑
ああ言えばこう言うみたいな、仲良くなる前に何かを試すような言い方をして。
ちょっと好きになれなかったかも。
ヴィニーのエミリに対して、傷ついたとき言葉で攻撃する。言葉で全てを伝えることに長けた人間が、間違った使い方をしてしまう。
でもきっと、そうやってしか生きられなかったエミリ。ただ不器用なだけで。
優しくなりたいと願っても、高い理想と正義心でできない。
この映画で常にエミリを支えているヴィニーの精神性の高さ、人間性の高さに感動した。