Seina

静かなる情熱 エミリ・ディキンスンのSeinaのレビュー・感想・評価

3.6
「静かなる」、「情熱」という対比的な単語がまさにディキンスンをよく表している。時に茶目っ気溢れる詩もあれば、真摯でまっすぐな詩もあり、いろんな側面をみせてくれる。詩からディキンスンというキャラクターを上手く具現化しているように感じた。

また、ブロンテの名や宣教師に抱いた恋心を妹に悟られ「ジェーンとロンチェスター卿のようにはなれない」といわれたり、文学的なネタもあるのもこの映画の見どころといえる。
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