大好きな詩人エミリー・ディキンソン。その伝記映画ということでずっと観たかった映画。ようやく観れた。
ただエミリー・ディキンソンって引きこもりだったから劇中もほぼ家の中。会話がメインの映画だったのかなあ。
150年前の人物ということで、当時の時代背景を考えながら観るとけっこう面白かった。劇中の会話にも出てきた『嵐が丘』や『ジェーン・エア』とか、そんな時代。
ただエミリー・ディキンソンの詩にある枠にとらわれない子供っぽさというか純粋さみたいな部分をもっと描いて欲しかった。幼少期や若い頃のエピソードを創作でもいいからもっと観たかったかな。
それでも、生家も見ることができたし、とても面白かった。良作です。