完全にアクション主体でストーリーは二の次と言う姿勢は潔くてアリだろう。
主役のエディは昭和青春ドラマの悪ガキ役石橋正次にちょっと似ていてなかなか魅力的。ラストの徐々に火の手が回る屋内での決闘は映像的にも盛り上がる。
ただラスボスがサモってのはイマイチ。今では香港映画の大御所になり偉そうだがさすがに製作当時65歳でのアクションは無理があり、吹き替えが見え見えだし吊やCGでのごまかしもマイナス。
物理法則を無視した動きの格闘シーンは正直見飽きた感があるが、年に一回ストレス発散に観る程度なら楽しめる作品。