70年代サンフランシスコが舞台のドタバタアクションコメディ。
結構その当時のネタも多くそれは楽しかった。最近の70年代映画の多さはなんなんだろう(x、ブラックフォン、リコリスピザなど)
怪盗グルーシリーズは、グルーが子供や妻を得ながら、怪盗からそれを取り締まる側へと移行していく物語だったような。しかし血の繋がった兄弟とは方針の違いにより別れる事になる。(ミニオンは弟について行った)
単純に言うと、これまで親子愛→夫婦愛→兄弟愛を描いており、今回は仲間愛という事になるが、「いやそれはこれ迄のシリーズで嫌と言うほど描かれてないか?(笑)」という感は否めない。
前日譚なのである程度はしょうがないのだが「あれは実はこれが元だったんです!」という説明的な部分が目立ったかなぁと。
にしては、1作目『月泥棒』冒頭のように〈良い感じに嫌味なグルー〉味が全くないというのもどうなんだろう。。純粋で良い子過ぎるんですが、これからどう成長してあそこに至るのだろうか。
後、こういったシリーズものに置いて、個人的にはゴールの決まってる隙間埋めの話よりも、シリーズ全体が先に進むような話が好きなので、そろそろ大脱走の続きが見たいかなぁ。