〈とある黒人女性のTwitterを原作とした何かヤバそうな物語.. 〉という触れ込みでレーティングはR18。
これはヤバいと色んな期待が膨らんでいたが..
見終わった率直な感想は「何でこれ映画化しようと思った!?」でした。
原作となったツイート達は2015年の物で, 思い返せば今のTwitterと大分ノリが違ったなぁと。
観ていて,2ちゃんねるのスレッドを思い出しました。実話か作りか分からないけれど, 何処かにいるリアルな人が打ったコメントから物語が生まれ「で! どうなるの!?」というゆるやかな緊張感を持って見つめてしまう感じ。
その緊張感が終始有るだけに, 「あ、え、そう、、これで終わり?」となってしまう。
単純にTwitter画面を出すのでは無く,絵的にツイートを表現する演出や, SNSで写真を上げる時の〈フィルム〉風加工のような絵作り..扇状的に煽ってくるショットなど、映画として面白い部分が多かっただけに、フィクションならいくらでも面白く出来たのでは? と思えてしまう。消化不良さがもどかしい