時は1970年代。ミニオンたちは、ミニボスとして崇拝する11歳の少年グルーのもと、日々悪事を働いていた。
ある日、少年グルーが憧れの悪党集団ヴィシャス６の入会試験に挑戦するが、跳ね除けられた腹いせに、龍の力を持つ魔法の石ゾディアック・ストーンを盗んだために、ヴィシャス６の元ボスのワイルド・ナックルズに連れ去られてしまう!
ミニボス救出のために奔走するケビン・スチュアート・ボブは、ある事件をきっかけにカンフー・マスターのマスター・チャウと出会い、弟子入りを志願する。
それは、幾重もの試練が待ち受ける、険しき道の始まりだった…。
「ミニオンズ」シリーズ最新作。
今回は、ミニオンズと少年グルーが、強いチームになったかが、悪党集団ヴィシャス６との戦いを通して描かれていて、ミニオンズがマスター・チャウからカンフーを学ぶシーンがブルース・リーのカンフー映画のオマージュだったり、ヴィシャス６のアジトなどの舞台やサンフランシスコの急坂を舞台にした追いかけっこなど、様々な70年代カルチャーのオマージュ、ワイルドナックルズとグルーの擬似親子的な師弟関係などの面白い要素は散らばっているけど、全体的に浅い描き方なのであっさりした後味だけど、グルーとミニオンズのファンなら必見のアニメ映画。
