個性豊かな動物たちがエンタメの大きな舞台で最高のショーをする夢叶えるIlluminationの３DCGアニメーション。明るいストーリーやキャラクター、聞きなじみある様々な人気楽曲、安心安全クオリティなザ・ファミリー映画という感じ！本作の見どころはやっぱりラスト30分のミュージカル😆✨でも支配人のムーンは苦手😖（140文字）
＊＊＊＊以下ネタバレあり＆乱雑文＊＊＊＊
◆あらすじ◆
支配人バスター・ムーンの〈ニュー・ムーン劇場〉は常に満席な人気のショー。しかしムーンにはエンターテインメントの大きな舞台…レッドショア・シティにあるクリスタルタワー・シアターでショーをするという夢があった。その夢を叶えるため、ニュー・ムーンの劇団員たちを連れてレッドショア・シティへ向かい、シアターのオーディションに参加する。一度は落選するも、アイデアとハッタリを使って奇想天外なSFミュージカル〈この世界のかなたへ〉の公演契約を取り付けることに成功。しかしその条件として、今は隠遁生活を送っている伝説のロック歌手・キャロウェイを出演させることになり…。
❶個性豊かな動物たちが最高のショーを叶えるIlluminationの３DCGアニメ
11月USJに向けて。USJのショー系のアトラクションがあるらしい（見ることができたら見たいなぁ）🤔一応、１作目は昔に鑑賞済。この２は初見。
冒頭、本編には全く関係のないボブをリードボーカルとした、たくさんのミニオンたちの可愛い大合唱から始まる本作は、個性豊かな動物たちが主人公の３DCGアニメの映画。エンターテインメントの大舞台でショーをするという夢を追いかける動物たちが、課題や葛藤・苦難を乗り越え、個々が成長し、仲間としても団結し、ラストに最高のショーを成し遂げます。Illuminationらしいキャラクターにマッチしたデザインとカラフルな映像。明るいストーリーと聞きなじみのある様々な人気楽曲、安心安全クオリティなザ・ファミリー映画といった感じです。
❷本作の見どころはやっぱりラスト30分のミュージカル😆✨
前作も全く同じでしたが、前半は各キャラクターの課題と達成・克服までを描き、その集大成がラスト30分にギュっと演出されます。そのためストーリー上は何が起きても全く心配が必要ありません…という面持ちで最初から見てしまいますね…😅
全てはラストのショーの大成功ためのバネといった感じ。前作の劇団メンバーであるブタのロジータとグンター、ヤマアラシのアッシュ、ゴリラのジョニー、ゾウのミーナはもちろん、今作で仲間となった新キャラクターたちが各々の持ち歌を堂々と素晴らしく歌い上げ、パワーアップしたダンスやアクションを披露。視覚的にもPOPで派手で楽しく、何も考えずに音楽と映像に気持ちを乗せることができるようなパワーに満ちています！
ラストステージだけでなく、途中でかかる楽曲も有名かつグローバルなものばかりで楽しく、知っている曲が流れるとそれだけでもテンションが上がります😀🎶
❸やっぱり私はSINGのストーリー…というかムーンが好きになれないかも😑💦（辛口注意！！）
前作を見て、今作を見て、やっぱり私はSINGのストーリーは好きになれない…ということが分かりました。劇団員たちは好きなのですが、まず何事もハッタリと行き当たりばったりで突き進むオーナーのムーンのことがどうしたって好きになれない…。常に事後報告だし、自分だけが良い身勝手なムーブだけで押し切るし、反省するわけでもなく、ストーリーの性質上やったもん勝ちで済んでしまう。HAPPYなこの世界で能天気にしている様子を見ていると、なんかムカムカして具合が悪くなってくる…😖
この身勝手な行動において、同じイルミネーションでもミニオンなら気にならないのは、たぶん私はミニオンを人間ではなく動物に近い存在と見ていて、かつ彼らが一応は〈悪〉の立場であるから、ムチャクチャをしているのを楽しめるのかもしれません。反対にSINGの個性豊かな動物たちは、人間社会及び人間を動物化したキャラクターとして見ているので、私の許容と乖離する行動が気になって、ちょっとシンドイのかなぁと思います。
だからムーンや今回のヴィランである社長に対してイライラしてしまう（でもヴィランは必ず成敗されるから良いのです）。
反対に今回とても頑張ったジョニーのようなキャラクターには癒されます。ジョニーの物語はとても良かった！それから恋するミーナも可愛かったです😆🙌✨
🐝「“夜の掃除屋”さん可愛い～、一匹くらいもらっても気づかれないかしらん🤣字幕・吹替共に声優が豪華なことも本作の魅力かと思いました。まず字幕版で全編を見て、そのあとラスト30分ステージを吹き替え版でもう一度見ましたが、それぞれ雰囲気も違って良かったです。でもあれかな？USJアトラクションはどちらかというと前作ベースなのかな🙄❓」
