こさむ

彼女がその名を知らない鳥たちのこさむのネタバレレビュー・内容・結末

3.2

このレビューはネタバレを含みます

元カレを忘れられない十和子。
自分に尽くしてくれるが清潔感が皆無の陣治。
2人は同居しているが、十和子は陣治の言動に嫌悪しながら暮らしている。
十和子はある商社マンと肉体関係に溺れるが、そのすべてを陣治に監視されていた。

終盤に差し掛かるまでの印象…
十和子がくずで、その十和子に入れこむ陣治の気持ちが分からなかった。
終盤までかなり冷めた目で観ていたけど、最後の最後に十和子との馴れ初め?を持ってこられて少しウルっとした。

ただやっぱり記憶を失ってたというのは都合良すぎる感じして唐突にも思うし、
記憶を失ってたとはいえ前半中盤の十和子が不快で陣治がかわいそうなので見返す気にはならない。

くずだけどちゃんと制裁を受ける、情けない役の時の松坂桃李を見られたのが良かった
こさむ

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