このレビューはネタバレを含みます
2017/10/28
配給 クロックワークス
阿部サダヲの変人でガサツで小汚いキャラクターが、蒼井優の口の悪さを和らげていて、彼女の性悪が嫌な気分にならない。
それがラストのどんでん返しへの一番の伏線ではないだろうか?と思った。
観終わってから、そうだ沼田まほかる原作だったと思い出すぐらい、映画に魅了されていた。
蒼井優の妙な色気はなんだろうか?
賞とるのも納得です。
映画は終始重たく、最後まで救いはないけど、蒼井優という女優が救いです。
そして阿部サダヲ、快演。