設定5/脚本2/役者5/映像音楽5/個性3
新年一発目はファンタジーから。
映画館で見るか非常に迷った作品。
話より世界観重視。映像にはかなりひきこまれた。技術の高さ以上に、「鎌倉から黄泉の国へ」という原作のファンタジアスな設定が個人的にハマりました。
『千と千尋の神隠し』のような、神ならぬ魔物がたくさんいるごちゃっとした世界。こういうとこにカエルでてくると絵本っぽくていいですよね。幽霊と魔物の線引きがよくわからないあたりも、ごちゃっとしてて楽しかった。
最後、魔物と戦うシーンはちょっと笑ってしまいましたが、主演2人の安定の演技力もあいまって、ゆったりと時間の流れる三が日に見るのにちょうどいい作品でした。
2019-1(1)