いわやん

誰が為に鐘は鳴るのいわやんのレビュー・感想・評価

誰が為に鐘は鳴る(1943年製作の映画)
3.8
ゲィーリークーパー主演
イングリッドバーグマン

1937年、アメリカのロベルトは、スペイン内戦の反ファシスト軍に参加。軍の密命で汽車を破壊。次なる任務として橋の破壊を。

その為に、ガイドと山賊一味に加わる。

山賊には、長のパブロ、パブロの嫁のピラーと言った個性溢れる人達が。

その中に、敵軍の捕虜から逃げて来たマリアと言う女性が。

ロベルトとマリアは、一瞬で恋に落ちるが、戦局は段々厳しくなり、橋を破壊する計画も敵に漏れてる事が・・。

反ファシスト軍に、その事を伝えるが時間がなく橋を破壊する事に・・。

時間が170分もあり、長いと思いましたが、その分山賊一味の中での「密室劇」にたっぷりウエイトをおいて、各時のキャラの個性とか魅力を引き出してます。

で、橋の爆破に向かうシーンは、充分戦争映画を味わえて、迫力あります。

この作品のゲィーリークーパーは、軍人と言うよりレジスタンスの立場で、軍の任務と自身の感情に揺れ動く様が良かったです。

イングリッドバーグマンは、献身的に一途な女性で、服装、髪形も山賊チックなのですが、やはり綺麗で可憐な所は変わりませんね。
いわやん

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