おそらく作り手が観客に「こう感じて欲しい」と期待したのと
おそらく同じ感情を僕は感じられたのでこのスコアです。
前半超つまんない。。
マジかこれは、と思ったけど
絶対に観終わったあと気持ちいいはず!という確信はあったので最後まで観れました。
※「読後感」の映画バージョンの言葉ほしいですよね。。
「観終わった後の気持ち」ってなげーのよ。。
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都会でぬるぬる生きてる売れない俳優二人が
氷に閉ざされたグリーンランドに来て極地で生きる人たちの姿を見て自分の人生を省みる
って話です。
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しかも二人はどっちも顔そっくり。
名前も両方トマ。
(俳優さんの実名が両方トマ)
おそらく
誰かに取って代わられてしまうような存在感しかない人物ってことですかね。
どっちがどっちのトマなのか、最初の方はわからない。
仕方ないですよ、顔そっくりだし名前同じなんだもん。
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厳しくも温かいグリーンランドでの暮らし。
アザラシ狩りをしたり
クマを仕留めてみたり。
たぶん実際に現地に住んでる俳優じゃない方が多く出てると思います。
顔の迫力が違います。
そんな交流の中で
二人のトマはブロマンス的な空気も出しつつ
〝何か〟を得て、自分が暮らす都会へ帰っていきます。
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この映画を観て
トマたちの体験を感じる事ができました。
一生行く事がないであろうグリーンランドでの何週間かを感じられました。
それができりゃ映画として成功でしょうし。
僕はこの映画観て良かったなってほんとに思ってます。