明石です

テオレマの明石ですのレビュー・感想・評価

テオレマ(1968年製作の映画)
4.2
満ち足りたブルジョワ家庭に突如現れた、すべてが謎に包まれた神秘的な美青年。彼が家族の全員と肉体的に交わり、一家は崩壊、死や精神異常が彼らを襲う。監督パゾリーニ自身の手による同名小説の映画化。私はこの映画を正当に評価できるだけの詩的精神を、少なくとも、パゾリーニという詩人兼小説家兼映画監督への理解をまだ十分に持たない。でも、この人を理解したいなという渇望に近い強烈な欲求を抱かせてくれる。そういう映画に出会える幸福ったらないですね。
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