メアリーの総てのマシュウのレビュー・感想・評価

18歳でフランケンシュタインを書いたメアリーシェリーの話。自由恋愛とはなにかということを考えた。メアリーの父が無神論者の先駆者であったということは小説フランケンシュタインが創造主対被創造物というテーマを孕むことに繋がったのかもしれないと考えた。メアリーの生涯を通してみるとどうして孤独な怪物を生み出すに至ったのか、少し腑に落ちました。不倫とは道ならずと漢字で書くが、道とは何かを定義できる人がこの世界にいるのだろうか。