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メアリーの総てのpepoのレビュー・感想・評価

メアリーの総て(2017年製作の映画)
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これがほんの2年ほどの間の出来事だったのだから、超濃密な感情が、それこそ圧縮されて放電するような創作環境だったことは間違いない。んだけど、映画では内的経験よりは現実の出来事を順を追って描いていくスタイルで、楽しみにしてた“ディオダディ荘の怪奇談義”のシーンも焦点になるのはその場の人間関係のみ、後世に影響を与え続ける傑作誕生の場としての霊圧というか、凄みのようなものはいまいちキャッチできず、残念。
エルファニングちゃん美しい!エルファニングちゃん美しい!と思ってる間になんかいろいろ済んでた...
ポリドリのその後を思うにつけバイロン酷すぎて(経済援助くらいできたのでは?!)あれ?パーシーまだマシかも?みたいな錯覚に陥りかけるけど娘ちゃん達の事を考えると正気に戻る。いやいや充分クズでしたね!(ダグラスブースさんクズ役が映えるなー ←褒め)

どこかのレビューで「男運が悪かった女性の話」っていうの見かけてゲンナリしてしまった
彼女に必要だったのは男運じゃなく、偉大な物語の作者としての正当な評価だったよね...
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