このレビューはネタバレを含みます
シリアスシュワちゃん良かった◎
人間の様々な悲哀が内包されていて、考えさせられる良い映画であった。
実話ベースで、この事件が非常にやり切れない話。
航空事故で妻と娘を亡くした男が、事故発生時に担当していた航空管制官を刺殺してしまう。
管制官の彼に非はない筈……彼もこの航空事故の被害者なのではないか?
しかしオヤジのやり場のない怒りや哀しみもわかる。
わかるんだが一歩、踏みとどまって欲しかった。
謝罪されない事を理由に殺人を犯した人間が、
被害者の息子に謝る事が出来たシーンは良かった。
このオヤジ、2年で刑務所から出てロシアに帰国した際には英雄扱いをされて特別な役職に就いたりしている。
そのおそロシアの価値観もなんかスゲーな……。
気になる方は
ユーバーリンゲン航空事故 をcheck!