お祭り中、漫才をしていたスパークス。そこにヤンチャな人達がちゃかしに入る。そして花火が打ち上がった…。
すれ違った男にカタキとったるわ…と言われた。
徳永(菅田将暉)コンビ名スパークスの1人。花火大会で、神谷と出会う。
神谷 ( 桐谷健太)コンビ名あほんだらの1人。
真樹 (木村文乃)神谷と暮らしているおっとりした金髪女性。
山下 (2丁拳銃川谷修士)徳永の相方。
大林 (三浦誠己)神谷の相方。
鹿谷(加藤諒)ピン芸人。
他出演者→日野陽仁、山崎樹範、小野花梨、吉谷彩子、高橋努、カラテカ矢部太郎、3時のヒロイン、ジェーラードン、すゑひろがりず、ゆにばーす他沢山。
監督は板尾創路、脚本は板尾創路と豊田利晃、原作又吉直樹。
お笑いの世界って難しいんですね。人を笑わすのって一生懸命色んな事を考えて計算されている事も多いんだな…。
ケンミンショーとか見てると大阪の人は普通に話してても面白さを求める感じで、落ちがないとか、で?ほいで?って感じが日常なんて私みたいなタイプは疲れちゃいますね。
それに面白いって思えるか思えないかって、それぞれ違うから。優勝したからって、その人達より落選した人達の方が面白かったって思う人もいるだろうし。
自分が面白くないとか好きじゃないと思ってる芸人がガンガン売れてくのをどんな気持ちで見てるんだろ。
砂に埋まってタバコ、地獄地獄、神谷伝記、変顔、ドラゴンサッカー、卓球、エレクトーンの電源、鍋、幽霊風俗、勃起、学園祭、10年間、Fカップ、ガラケー、タバコも印象的。
仕事じゃない時も面白くしなきゃとかって考えてるのって、それが好きで楽しい事ならいいけど…苦しい時もあるんだろうな。
それでも、それが好きで、やりたい事で、売れたくて、有名になりたくて、今は貧乏でも逆転した人達、諦めた人達色々いるんだろうな。
そんな男を支えてきた女性も沢山いると思えた。
「自信ないねん、漫才の自信はあんねん、この生活を続けていく自信がないねん」
私達がテレビで見てる成功し、いかにもお金をもってるだろうなって芸人達の裏に沢山努力してもどうにもならなかった人達もいて、今もいるのが想像できてしまうし、それが現実。
売れなくても諦めずに頑張っている人も沢山いるのも現実。
お笑いをやっていたのに芸能界に入った途端違う道に行く人もいるしね。アイドルとかも入り口はアイドルでも色んな才能を発揮していく子達も沢山。やりたい事があるってだけでキラキラしてていいなと思う。
売れて、沢山のお金を得て、チヤホヤされる世界って、やっぱり一般の人からしたら想像も出来ない世界なんだろうなぁ。
同じ菅田将暉が出てるドラマ「コントが始まる」は面白かった記憶。
「火花」のドラマ版もあるみたいですね。
私には全く分からない世界を映画として見れたってのは楽しませてもらえましたが、この作品は、お笑い芸人の話しなのにリアリティがありすぎて重くて見ててしんどかったです。