ムービーマン

マザー!のムービーマンのネタバレレビュー・内容・結末

マザー!(2017年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

妻を物としてしか見ていない詩人の夫、詩のためなら人殺しさえ黙認してしまう夫。
悪魔に魂を売るという表現があるが今作はまさしくその通りで、人間の理性なき欲求というものを実によく描かれていた。
物語の構造としても最後の最後まで一体何が起きているのか分からない少しミステリアスな展開と比喩を所々に散りばめており、またラストの妻が炎に燃え、生き返るシーンはまさにブライアン・デ・パルマ監督の名作と名高い「キャリー」へのオマージュだ!
素晴らしい!!
ムービーマン

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