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死を呼ぶスキャンダル
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『死を呼ぶスキャンダル』に投稿された感想・評価

スピルバーグの最後のTVプロジェクトらしい。シリーズのパイロット版的に製作されたがシリーズは実現しなかったとか。
76分と尺も短く見易いサスペンス。まあまあ面白い。
著名な裁判官のスキャンダル写真をジャーナリストのポール・サヴェージに売りに来た女性が謎の死を遂げる。それを独自に捜査するサヴェージ。

サスペンスの王道的ストーリーに人気TV番組を持つジャーナリストの特権(職権)を絡めた終盤の展開はよかったし、後の「ペンタゴン・ペーパーズ」に近い政治絡みでテンポが良く展開していくのも良い。

前年の「ヘキサゴン」よりは面白かったが、後のスピルバーグがどれだけ傑作を出し続けてるかみんなわかってるだけに、これは「初期作品ながらきっちり仕上げてるんだな」という確認に終わってしまった感じ。
デビュー初期のスティーヴン・スピルバーグが監督した現状最後のテレビ映画。ニュースレポーターのポール・サベージが、最高裁判事候補に纏わるスキャンダル、そして謎の転落死の真相を追う。

サベージがニュースレポーターを務める番組が始まる冒頭は良かった。番組スタッフがそれぞれの持ち場でスタンバイする情報量の多い掛け合い、それを次々に切り替えて映していく編集、そして番組開始と同時に映画自体のタイトルが出るオシャレさなど、スピルバーグの演出力が冴え渡っていたと思う。

ただ全体的にミステリーと盛り上がりに欠ける印象。最高裁判事候補のスキャンダル写真がキーとなってくるのだが、普通に女性とのツーショットというだけでセンセーショナルさは無いし、転落死した女性の謎もただ関係者を順番に当たっていくのが基本で、画的にもごくありふれたテレビドラマという感じが否めない。前作「恐怖の館」についてもそうだったが、やはりデビュー作「激突!」がいかに特別で、予算的にも恵まれた環境で撮っていたんだろうなというのが窺える。

撮影スタジオを舞台としたクライマックスは見応えがある。白い背景に投影されたシルエットで対峙する2人、撮影用ビデオカメラの機能を利用して犯人を欺くハッタリの利いたやり方は面白かったと思う。
冒頭と同じくニュース番組の開始で映画自体を締めるのもオシャレで好きだった。
記録用です。
そのうち感想書きたいです