バニラ

オールド・ボーイのバニラのネタバレレビュー・内容・結末

オールド・ボーイ(2003年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

デスは15年の監禁から解放される。
ウジンがデスを15年も軟禁したのはデスに対する復讐の為だった。
世界観が凄かった。
中盤で大勢に囲まれる半端ない格闘はアジョシのラストを彷彿させる。
壮絶な闘いで悲しい曲、これがノワールか。
もう逃げられるのに闘って「キレてる」。
主演チェミンシクが上手いから、あり得ない話しがリアルに見えた。
物語の筋となるウジンの言い分は自己中心的な考えで、デスにしてみればいい迷惑どころか被害者とも言えると思った。
ストーリーよりも監禁から解放されていく理不尽からの飛び立ちを楽しむ作品かと、楽しむレベルじゃなかったけど。
デスが床に這いウジンへ許しを問い自分の舌を切り落とすシーンは衝撃、意味はわからない。
ネタバレ。

デスへの復讐を果たしたウジンは生きる意味を失い自殺の道を。
ミドがデスを抱きしめ「愛している」と言って物語は幕を閉じる。
人間デスに戻れた笑顔見せました。
「砂塵も岩も海に沈むのは同じだ」わからなくもない。
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