私的第一期韓国映画ブームに乗って観た作品。15年くらい前だろうか。そこからしばらく韓国映画にどっぷりとハマって、ポン・ジュノやキム・ギドクを観尽くして、ヤン・イクチュンの『息もできない』辺りで、一旦離れた。
あれから12年ほど経って、第二期韓国映画ブーム到来である。
そして、本作、再鑑賞。
今回も面白かったが、2010年代の作品群が凄過ぎて、前ほどの衝撃はなかったのが正直なところ。(衝撃的なのは百も承知だからね)
つまり、わたしがボーッと生きている間にも韓国映画は進化し続けていて、見事に完成され、確立された「韓国映画」というジャンルに改めて驚いた次第である。