紗倉まなの文芸小説原作の映画。
三人の女性がオムニバス的に描かれるのだけど別人の三人なのか過去未来的な演出なのか測りかねたけど、別人三人でした。
その三人のAVとの関わりそれぞれ過去、現在、これから的な？
紗倉まな原作ということもあって「なぜAVに出るのか？」という部分が掘り下げられるのかと期待してたのだけど、何が欠けてるものを補うために的な当たり障りない描かれ方だったのでちと残念。
そしてAVに出る事によって何かを得て何かを失う。一般的には失うものが多いとは思うし、劇中でも失ったものが大きいように見えた。彼女たちはいったい何を得たのだろうか？
借金、騙されて、それがありがちなAV出演理由らしいのだけど、最近は普通の女の子が自分から飛び込んでくるらしいのだけど、いったい何でなのだろうか。
主演の森口彩乃さんはネコっぽい雰囲気の女優さんでAVに初出演する主婦という役どころだけど撮影シーンは最初こそぎこちない物のだんだん色っぽくなっていく様が素晴らしかった。
