特売小説

バーバラと心の巨人の特売小説のレビュー・感想・評価

バーバラと心の巨人(2017年製作の映画)
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交際相手は世界的アクションスターだとか、支配層の人間はもう大体地球人のふりした異星人だとか。

その手の物語の効能、或いは功罪を説く内容だと思って臨んだところ。

主人公が作り出す物語と、実際に彼女が直面している問題との親和性が低く、同期出来ていないように感じてしまいまして。

延いては作り手の意図が、皮算用が、透けて見えてしまい白けてしまった訳ですけれども。

ところで。

海っぺりに建つ主人公の自宅を砂浜から見上げた時の絵面が、ベイツモーテルから母屋を見上げた時のそれに似ているのはやはり意図的なものなのかしらね、と。
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