オトマイム

赤線地帯のオトマイムのレビュー・感想・評価

赤線地帯(1956年製作の映画)
3.7
溝口健二監督の遺作。
吉原の遊女たちを映した群像劇

一人ひとりはもちろん辛い人生を背負ってるんだけど、ジメジメした演出がなくて、それが彼女たちへの暖かい眼差しのようでもあり、人生そんなもんさ、って傍観しているようでもあり。
中でも京マチ子が光ってましたねーこの当時であれだけ日本人離れしたプロポーション!
なんというか、きっぷのいい映画。面白かったです