鍋山和弥

ビブリア古書堂の事件手帖の鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

ビブリア古書堂の事件手帖(2018年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

これは、本を通じて、人の心に、触れる話。『ダイスケ』は、トラウマを、克服し、『シオリコ』は、本が、全てじゃないことを学び、『イナガキ』は、『晩年』から、解放された。また、『ダイスケ』の、祖母である、『キヌコ』と『ヨシオ』の、不倫の様子も描かれ、この心の交流も、本を通じてである。愛する相手が、結婚相手とは、限らないし、お見合いで、愛する相手と、結ばれるとも、限らない。不倫したからと言って、夫を、愛してないとは、限らないし、愛する相手が、1人とも、限らず、愛する相手と、必ず結ばれるとも、限らない。愛とは、難しいもの。結婚や、家庭が、愛の全てとも、限らない。本を、通じて、心の交流を、してるのであって、本は、互いを、結ぶ、きっかけでしか、ないのかもしれない。これは、そんな、愛の物語。
鍋山和弥

鍋山和弥