鍋山和弥

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Societyの鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

この事件は、解決した方が、良かったのか?この疑問、『トグサ』も、持っていたと思う。確かに、英才教育も良くなかった。だから、『傀儡回し』は、それも、壊そうとした。そこまですれば、『傀儡回し』の、理想が、完成した。その後を、考えると、子供達は、虐待してくる親から、解放され、その記憶も、消え去り、身よりの無い老人に、大切に、育てられる。誘拐は、犯罪だが、虐待してくる親元に、子供達を、帰して、本当に、良かったのか?疑問だ。そして、捜査のあり方。組織を、大きくして、多大な権限で、捜査した方が、いいのか?それとも、スタンドプレーで、個人で、解決した方が、いいのか?どちらも、長所があり、短所もあるが、僕は、スタンドプレー派ですね。組織を、大きくすれば、権力争いになり、正義を、貫きにくくなる。やはり、正義を、貫くには、スタンドプレーに、限る。『草薙素子』の場合、スタンドプレーを、考えたが、改めて、『公安9課』に、戻る道を、選んだ。それは、『草薙素子』が、優れた能力の、持ち主で、戻る組織と言っても、『公安9課』だからだと思う。要するに、『バットマン』として、スタンドプレーを選ぶが、『アベンジャーズ』として、チームを組むかだ。要するに、僕は、スタンドプレーの、『バットマン』派だ。
鍋山和弥

鍋山和弥