浅野公喜

驚異の大日本帝国/汝の敵日本を知れの浅野公喜のレビュー・感想・評価

3.7
戦時中のアメリカで作られた敵国・日本についてのプロパガンダ映画。監督の一人は「素晴らしき哉、人生」のフランク・キャプラ(!)

「ハラキリ」や「ゲイシャハウス」と言ったいかにもなパワーワードは登場するのですが、思ったよりも偏った見方は少なく意外と冷静に日本という国と人を分析しているのが特徴。「絶対服従で、皆同じに作り上げようとする教育」「社会という名の刑務所」等の表現は、本質的には変わってない今の日本に暮らす人間にとっても耳に痛い言葉たちです。
浅野公喜

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