1945年にアメリカ兵の教育(プロパガンダ)のために作られた映像。
日本ってなぜこんなに「村社会」なんだろう。必要以上に他人の目を気にして同調することを良しとする。日本人なのでそんな日本に違和感はありませんが、この映像を見ていたらその理由が理解できるとともに、なんとも数奇な運命で出来上がったのだなと考えさせられました。
とてもわかりやすく説明してある。もちろん、わかりやす過ぎて危険な映像だとも思う。どう見せるかで真実は奇妙なものに変わるのだ。
アメリカが日本をどう見ていたかなんて、一度戦争が始まればただの敵味方なのだから、大体予想がつく、と思っていた。
だけど、あのとき日本の軍部がどんな思想で何をしようとしていたか、アジア諸国にどんな悲惨なことをしたのか。ほんの少し見せられただけでも涙が出るくらい申し訳なくなった。
だから戦争なんて絶対ダメ。
戦争につながる思想がどう生まれて育っていくのか、全員で注意して、そうならないようにしなければならないと思いました。