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アトミック・ブロンドのきのネタバレレビュー・内容・結末

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

観れば、シャーリーズセロンに100万回抱かれた気持ちになれる。
そう言いたくなるくらい、兎に角シャーリーズセロンが、最高!かっこよく、セクシーで、タフで、美しい。

シャーリーズセロンは元から好きだったし(まだ数本しか出演作見れていない…)、『ジョン・ウィック』で共同監督を務めていたデヴィッド・リーチ氏の単独監督デビュー作(!)という事もあり、期待大で臨んだ本作。
期待以上、予想以上でした!
何が予想以上だったかというと、シャーリーズセロンが延々とアクションしていたり美しく着飾って凛としているだけでこんなにも楽しく興奮するのかという点がまず一番。
期待していたソフィア・ブテラとの絡みも最高でした………ありがとう
(当然かとは思うが、彼女たちの絡みをいやらしく撮っていないところが本作のスタイリッシュさを失速させていなくて良い。)

ストーリーは正直ちょっとややこしく、最後の展開もなるほどとは思ったもののそこまで面白さは感じなかった。
ただストーリーという点では、宣伝で「女版007」と触れ回られていた点への疑問が解消されました。なるほど。確かに女版ジェームズ・ボンドだった。《スパイの孤独》にはやはり惹かれますよね。

そして忘れてはいけないのがパーシヴァルを演じたジェームズ・マカヴォイ。
彼の出演作はXメンぐらいしか見れていないのですが、本作への出演を知らなかったので、「なんだかやたら似てるな?でも雰囲気が全然違うし、でも似てる…」と鑑賞中は思ってしまいました。そのくらい演技に幅があり、驚かされる。

ジョン・ウィック同様と言ってはアレかもしれないけれど、長回しが特に後半に多用されていて個人的に大満足。
もうちょっと全体的に重厚感があると良かったかなと思うものの、そうなるとシャーリーズセロンの美貌を生かしたスタイリッシュなアクションが失速する気がするし、難しいのだと思う。ので本作としては満足です。

アトミックブロンド2、待ってます。
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