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私が、生きる理由のもねのレビュー・感想・評価

私が、生きる理由(2011年製作の映画)
3.4
かー!「許し」なんて本当に難しい。

恋人をひき逃げで失ったダヘ。
未成年の加害者を許し、
事件の被害者を撮影するドキュメンタリー監督をしている。

許すことで悲しみを乗り越えようとするダヘに恋人サンウの友人ジソクの妹ジミンがこれでもかって心をざわつかせるような言葉を投げかけるんだよね〜。

許しは他人が指示することなのかな。
神様には人間も飼い犬と同じなんじゃないか。
いい人ぶって許せと騒ぐ無知な人たち。

ただ根本には宗教観の違いもあるのかと。
加害者には罰が優先か、人権が優先か。

そんなダヘもサンウを殺した犯人が再犯しており、またサンウを殺す前にも事件を起こしていたことを知る。
間接的に殺人を犯したことに揺れるダヘ。

許しよりも犯罪を防ぐこと。
理由のない許しは罪だ。

被害者が苦しむのは許したい心があるから。
相手にわかって欲しいから苦しい。

ていうかシスタームカつくわ。
主が〜、主が〜ってお前の家族が殺されたらどうなんだ。
なんていうか司祭と共に罪悪感つついてるようだし、神を信じる私に酔ってるみたい。
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