突如娘を託されたパパの奮闘と人生の輝きをコミカルに描く。
施設に預けるとか子育てを投げ出さず、定職を見つけて共に成長していくのが偉い。
なかなか出来ることではないから逆に子育てを投げ出しながら8年後に会いに来て権利を主張する母親にはイラっとするけど、子供にとって両親揃って過ごす時間は幸せなのだろう。
その時はいろんな感情が渦巻いても、振り返るとその一つ一つが貴重な時間になる。
「最強のふたり」のオマール・シーが子供思いの父親を好演、身勝手な母親を演じたクレマンス・ポエジーの思い詰めた表情も良かった。
自分にもあった尊い時間が映画と重なって優しく心を撫でてくれる佳作。
良かった。
監督 ユーゴ・ジェラン
キャスト
オマール・シー
クレマンス・ポエジー
グローリア・コルストン
アントワーヌ・ベルトラン
クレモンティーヌ・セラリエ
アシュリー・ウォルターズ
アンナ・コティス