期待しすぎたのか良い映画止まりな印象。
最強のふたりと同じく、全体的に多幸感に溢れたシーン(最高!)の詰め合わせで、観ていて笑顔になれる。
しかし逆にそれでどんどん期待値が上がってしまったために尻すぼみな印象になってしまったようだ。
せっかく”優しい嘘”をキーポイントにしていたのだから、オチにももう一息欲しかった。
突然娘ができるというトンデモ展開なフィクション映画風に始まったのに、ラストは基本的に主人公の語りで終わってしまうドキュメンタリー映画風に変わってしまって、それが私には合わなかったかな。
あとは主人公と娘ちゃんのキャラクターがずば抜けて魅力的なので、もっと際立たせて欲しかった。仕事以外のコミュニティも見てみたかったと思う。