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あしたは最高のはじまりのkazuのレビュー・感想・評価

あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)
2.9
“また騙された”

ポップなイラストのストップモーションアニメのタイトルバックに大好きなジェームス・ブラウンが流れる最高の出だしにテンションが上がります。⤴︎⤴︎⤴︎⤴︎
ですが、ここがピーク。
ここから下がる一方です。せっかくファンキーな気持ちで上がったのに、売れない演歌歌手の聴いた事もない歌を、場末のスナックで聞かされてる感じになってしまいました。

凄く雑な脚本のイメージが強いです。
一夜限りの相手から、生後3ヶ月の女の子をあなたの娘と言われ強引に手渡され、この子を育てるのですが、8歳に育つまでの時間がなんと!5分です。そんな…
その先からラストまで、全てが御都合主義的に進んでチャンチャン、みたいな感じのストーリーでした。
全然、泣けなかった。

ここ数年、ハートフルコメディのフランス映画には必ず、“最強の2人”を超えた、等々のキャッチコピーが付いて、煽ってきます。
そして、それに乗ってしまう私。
何回騙されたか、イイ加減学習しようと思うのですが、誘惑に勝てません。
しかし、今回は主演がオマール・シーなので、期待上がりまくりでした。でも、やっぱり…。


フィルマークの点数は高めなんですよね。
レヴューも、「感動しました!」的な物が大多数でした。
自分だけが、汚れてしまったのでしょうか?
泣きたかったな〜。「なみや雑貨店」は泣けるかな?
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