電球の発明後、アメリカでの電力供給を巡るエジソンとウェスティングハウスの電流戦争について描いた作品
「エジソンの話」 というよりは 「エジソンとウェスティングハウスを中心とした電力供給を巡る派閥争いの話」 だったので、『エジソンズ・ゲーム』より原題の "The Current War(電流戦争)" の方がしっくりくる印象
電気の発明・発展による革新だけでなく、ビジネス的な闇にも触れている点が興味深い
エジソンとウェスティングハウスらの主要人物それぞれの目線で切り替えながら進むので、比較しながら見ると違いが見えてきて面白いし、切り替えの影響か速めのテンポで進んでいく印象を受けます
理系寄りの話なので専門用語が多く難しい部分もありましたが、歴史的にも勉強になりますし、何よりキャストが豪華なので少しでも興味がある方はぜひ!
(余談ですが、作中に象のモチーフが何度か出てきていたのは、感電死させられた象トプシーのことの暗示…?)