地方都市の闇を描く邦画は当たりが多い印象 本作も邦画特有の胃がキリキリするようなむず痒い気持ちにさせられる作品で非常に面白かった
終盤の展開で少しダレたが全体的には悪くない作品だった
ストーリーライン自体はシンプルだが、それぞれのキャラクター性が光っていて退屈に感じない
特に桐谷健太と般若の存在感が凄い
特に般若の半グレ演技はマジで怖い
ラッパーとしての般若は好きだがトラウマになるレベルの怪演
地元の本当にヤバい先輩感を映像であそこまで出せるのが怖いだけに大森南朋の家に言ったら急に叫ぶだけのヤンキーになったのが残念
大森南朋も良い演技だっただけにもっと出番が欲しかった
メインの三兄弟の絆を描くと思ったらずっとギスギスしているのは良かった
あと、土地の権利争いと自警団の話が上手く交わると思ったら各々独立しているのが勿体ない
