このレビューはネタバレを含みます
まさか『アイス・ブレイク』を超える駄作を作り上げるとは…。
怒りが収まらないので、先に良かった点を箇条書きで記していく。
・ハンの再登場の仕方
・磁気を利用した壮絶カーアクション
・ジョン・シナの活躍
・エンドクレジットとその後の展開
のみ。その他は終始イラついていたか、呆れ笑いをしていたかの2時間25分。
大衆映画のオマージュも下手くそで、笑いのネタも真面目に笑えない。『スターウォーズ』ネタや『ミニオン』ネタが繰り出されたとき劇場内がシラけるのも無理はない(グラシネ)。あれはある意味恐怖体験。
世界一「死ぬ死ぬ詐欺」をする映画である事は間違いなく、後半の宇宙のシーンではお約束の死ぬ前の展開を演出したのにも関わらず、危篤状態とかなく無傷でケロッとしてるあのシーンには驚きを隠せない。それでいったらその前にあったドムの転落のシーンの方がまだセオリー通りでマシである。
また死んだであろうシーンをどうやって助かったのかという理由説明を完全放棄し始めているのも震える。前半のローマンのシーンもそうだが、ハンのマジックはマジで怖い。
あと出しジャンケンをしているのに、全部負けにいってる作品。
他にも沢山言いたい事はあるが、とりあえずここまで。
シリーズワーストはもちろん、今年公開映画でワースト1位2位を争う映画となった。