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ワイルド・スピード/ジェットブレイクのnewのレビュー・感想・評価

3.5
レティと幼い息子のブライアンと共に穏やかに暮らすドミニクの前に、実の弟ジェイコブが刺客となって現れ、次々に攻撃を仕掛けてくる。かつての宿敵サイファーともつながるジェイコブは、ある恐ろしい計画を実行しようとしていた。彼らの陰謀を阻止するため、ドミニクはファミリーと一丸となって立ち向かう。

ワイルドスピードシリーズ10作目。ナンバリングとしては、9作目。
遂に舞台は宇宙にまで 笑
相変わらず、カーアクションのクオリティは非常に高く、迫力満点。映画館で見てたら堪らなかっただろうなと思う。
一方で話は相変わらず何でもありなエージェントもの。かなり ご都合主義な部分もあり、何じゃそりゃと思わざる得ない部分も少なくないが、ワイスピだからこそ許してしまうと言う謎のブランド力はある。
"ファミリーの絆"は今作でも前面に押し出されており、シリーズでの一貫してのテーマとして描かれている。
そして過去作のキャラクターが多く復活を遂げた作品でもある。ハンやミアだけで無く、TOKYO組までガッツリストーリーに絡んでくるとは思わなかった。
そしてもう一人、直接姿を表したわけでは無いが、忘れてならないのはブライアン。
随所にその存在を仄めかす描写が散りばめられていて、その度になんだかグッと来てしまう。ポールウォーカー亡き今でもキチンと、その存在は作品にそして観客達の心の中に残り続けて要ると感じれたし、何より制作側がこのシリーズを愛しているんだと伝わってきたのが良かった。
シリーズ最終章3部作の一作目として、オールキャストで挑んだ本作。今後の展開にも注目。
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