のりちり

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男ののりちりのレビュー・感想・評価

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映画館鑑賞。

チャーチルを良く知らない。
この映画で、そういうことをしたのか、と初めて分かったぐらい。

ドイツ・ヒトラーの侵攻で、イギリスからもヨーロッパ本土に兵隊が送られた。
しかし、当時は、まだヒトラーの侵攻の方が強くて、イギリス軍は、フランスの海側に追い込まれてしまった。
なんとか、助けたい。
そこへ、名乗りを上げたのがチャーチル。
あちこちから、非難を浴びたものの、やると決めたら、やる。
ダンケルクに取り残された30万人の兵をイギリスに返すために、カレーに追いやられた1千人の兵を助けないことにするという残酷な指令を出している。
30万人と1千人。
なんとも残酷だが、これが戦争なのか。

チャーチルとともに、国民も最後まで頑張る!と言ったのは、日本と似ている。
本土に上陸しても戦うと日本も言っていた。

しかし、最終的に勝った負けたでは、イギリスと日本では大きく違う。
同じ島国でも。
アメリカが味方したイギリスと敵にした日本。
仕方のないことかもしれない。

映画が終わっても、戦争映画はむなしさが残る。
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