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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男のrejocquのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

勉強不足〜w
この時代のこと復習しま〜す。

人命を失いまくっても勝ちを諦めず戦って死ぬか、和平という名の条約で奴隷になって細々と生きながらえるか、窮地に立たされた時どちらが正しいってことはないんだろうなと思った。

30万を救うために4千を亡くす選択は、統治する立場にいる人が数人集まったところで下すような判断ではないし、どちらにせよ倫理的な正しさなど関係ない。
戦争は狂った選択肢を何度も何度も決断する、文化的生物であることを忘れさせる行為だ。

戦争は過去の話でもないので人類の性質に絶望を覚える戦争映画は嫌いだが、数々のシーンは完璧な構図に適切な色を配置した絵画のように美しく、各キャラクターの存在感も見事な映画でした。

奥さんにはヨワくて、おしどり夫婦だったのはホントだったのかな?すごく素敵だった。
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