ミモ

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男のミモのネタバレレビュー・内容・結末

2.4

このレビューはネタバレを含みます

芸術性★★★
娯楽性★☆☆
個人的好み★☆☆
1940年5月のチャーチルを描いた映画。対ナチスのフランス戦の指令部であるイギリス議会の状況を、緊迫感の伝わる演技で描いている。たしかに特殊メイクも演技も素晴らしい!
でも、「国民に直接聞いてやる!」って首相がやってきて、「戦争ばんざーい」って民衆が言ったら、本当にそれが国民の総意???感動的なシーンに描いているけど、私は疑問でいっぱいでした。
ちょうどブレクジットの時期の国民意識を盛り上げるために(?)公開された映画らしくて…まあ、たしかに「大陸よりイギリスだけを助けるんだ!」とか、「イギリスだけがナチスに対抗できる!」みたいなメッセージが強かったかなあ。
私はその雰囲気で後半はちょっと好きになれなかった。前半の奥さんやタイピストとのやり取りはすごく好きなんだけどなあ。
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