チャーチルといえば、第二次世界大戦でイギリスをドイツから守った首相という知識くらいだが、ダンケルクの大撤退の裏にこのような壮大なストーリーがあったことを知ってまず感動。
最初は嫌われながらも、自分の信念を貫くことで多くの人々の賛同を得ていくストーリーというのはよくあるものだが、こんなにグッと引き込まれ、あっという間に感じたのは、素晴らしい脚本とキャストがあってのものだろう。
ゲイリー・オールドマンの演技、存在感は圧巻！
見事という以外に何もない。
個人的には地下鉄のシーンが最高に素晴らしかった。
乗客たちの「Never!」に思わず泣かされそうに…。
戦闘シーンのない戦争映画。
ゲイリー・オールドマンファンには必見の傑作。
