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移動都市/モータル・エンジンのmmmmのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

マッドマックス×ハウルの動く城みたいなオープニングから始まり、あれよあれよと言う間に物語が進んで行って、置いてけぼり感が否めない。
冒頭からすぐに黒幕の正体判明どころか、その娘もなんの疑いも無く父を黒幕扱いしちゃうし、へスターはあんなに「足が痛くて飛び込めない!」って拒絶していたのに、人身売買オークション会場からはダッシュで駆け回ってるし、「君は復活者に育てられたのか!」ってトム気付いていたようだけど、私は(へスターはそんなこと匂わせる話してたっけ???)状態。飛空艇?でへスターとシュライクが感動シーンを生み出していたけど、あの状況で足元そんなに安定してるのかぁ…。そもそもこの世界では「復活者は悪いやつ!」っていう認識があるようだけど、他にも同類が存在するのかどうかも分からず、無理やりねじ込まなくてもいいのでは。ヴァレンタインが自分とへスター母との関係は…ってやんわり言ってへスター衝撃受けてたけど、へスターもそんなんわかりきってるだろ今更かよ…。

まぁ、こんなかんじでツッコミどころ盛りだくさんなわけだけど、単純に私が原作未読だからなのかもしれない。とはいえ、こんな駆け足な脚本ではなく、原作未読なド素人にも取っつきやすい脚本にしていただきたかった。丁寧に描けばもっと良くなるだろうし、この仕上がりってなんだか勿体ない。

終盤は飛空艇飛び交ってるしff9のリンドブルムぽくて胸がザワザワした。音楽がトム・ホーケンバーグだからオープニングはマジでマッドマックス。タイトルロゴの出し方もカッコいい。けど、脚本がだめ。ソーセージ屋のオヤジが呆気なさすぎ。
mmmm

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