Shirorin

移動都市/モータル・エンジンのShirorinのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

数百年後の地球🌏を描いているのに、どこかレトロ。60分戦争により、文明が荒廃してしまった世界。

人造人間が出てきたり、飛行船が飛び交っていたり、ムカデみたいな地上車もあり、移動都市や空中都市の世界観は「ナウシカ」「ラピュタ」「ハウル」「紅の豚」などジブリの要素盛り沢山。

こーゆー設定、世界観が好きな人には堪らない作品です。もう、細部に至るまで丁寧に作られていて、観ているだけでワクワクしちゃいます。

古代アメリカの神々、と出てきたのがボロボロになったミニオン像ていうのには笑った〜😆

オールドテクと呼ばれる古代文明のモノとして、スマホ📱が博物館に展示されていたり、パン🍞が飛び出すオーブントースターに興奮したりしていて笑える。

なんだけど…後半は移動都市vs反移動都市の戦いになり、爆破の連続…。アクションや爆撃シーンになると、ついどうしても睡魔が襲ってくる私は、本日3本目ということもあってか(←言い訳)ちょいちょいウトウト…💤一応眠気に抗いながら、字幕を必死に読んではいるんだけど…💦

なんか、だんだんスターウォーズに見えてきました。フライヤーも、よく見たら「ローグワン」とちょっと雰囲気似てるよね?

結論から言うと、ストーリーは説明不足が多くて、既視感ありありで、観てるうちに前半はあんなにワクワク楽しんでいたのに、どーでも良くなってきちゃった。

これ、せっかくここまで作り込んだんだから、3部作とかにして、じっくり魅せて欲しかったなあ。。

そのうちの1部は、シュライク(ストーカー)とヘスターの物語で。ココのエピソード、1番良かった。

なんかいろいろ残念で勿体ない映画だった…
Shirorin

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