ショウジ

人生はシネマティック!のショウジのレビュー・感想・評価

人生はシネマティック!(2016年製作の映画)
3.7
単なる戦意高揚で終わらせない映画を作りたい人々の情熱を描いていた。
戦時下ということもあり、主要な登場人物があっけなく死んで行く様がまさに、バックリーが言うところの”映画と違って構成されてない“ってことね…と思った。劇中で完成した映画の最後の方にあの映像入れた人は粋すぎる。あんなん泣くし、カトリンはきっと何度観ても泣くでしょ!

ベテラン俳優・ヒリアードがもう一人の主人公って感じで良い味出してた。特に後ろの方のカトリンとのシーンが良い。
あと、ヒリアードのエージェント(エディ・マーサンの方)も好きだった…

カトリンが夫に「君の去る姿を描いたのが失敗だった」と言われ「失敗は私を小さく描いたことよ」と返すのが最高。
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